Color Palette

久々に色彩のプログラムを改良しました。今回は画像のカラーパレットをつくってみました。

画像から代表的な色を選ぶというのが大まかな流れですが、減色パレットのアルゴリズムが方向性に近いと思いその方向で進めることにしました。減色アルゴリズムはメディアンカットとK平均法を実装してみました。デバッグ目的も兼ねてアルゴリズムも視覚化してみました。

 

Median-Cut(メディアンカット)

メディアンカットは色空間に立方体を配置し、それを細分化していくことでグループ分けをしていくような仕組みです。

メディアンカットの流れ

1.ピクセルデータすべてを含む立方体を配置する

2.一番長い辺を軸にして立方体を分割する

3.立方体に含まれるピクセルデータの平均色を求めて、立方体の代表色とする

4.2~3をパレットの数だけ繰り返す

HSV空間のHue方向にだけ重みを付けて分割しやすくするようにしましたが、メディアンカットだけだと結果が大雑把な色になりがちなのでK平均法を試すことにしました。

 

K-Means(K平均法)

各ピクセルをグループに分けて、グループに含まれるピクセルの平均色を代表色にする仕組みです。クラスタリングの代表的なアルゴリズムです。

K平均法の流れ

1.減色する色数分の代表色をランダムに色空間に配置する

2.各ピクセルデータとの距離を計算し、一番近いピクセルをその代表色のグループに含む

3.代表色をグループに含まれるピクセルデータの平均の位置(重心)に移動させる

4.2~3をある程度の回数繰り返す

距離を測るのでそれなりに重いです。K平均法は初めのランダム配置で結果までの計算量が変わるのでメディアンカットである程度まで分割した立方体の位置を初期位置として実行するようにしました。

 

最低限の色は取れているかと思うのですが、まだまだ精度が甘いですね。もう少しアルゴリズムを改良していく予定です。

広告

Color Palette」への2件のフィードバック

  1. 初めてコメントさせていただきます。こちらのサイトを拝見し、技術的な部分を巧みなアートセンスで構築されていることに驚かされました。どちらかだけ得意な人って結構居ますけどここまで両方を極められるのは凄いなと感心してしまいました。(^^;)
    私もプログラムを学んでからCG職に就いた者なので、憧れもありつつ陰ながら応援させていただきます!!

    • はじめまして!aisさんもプログラムとアートをされるんですね。
      ゲームの仕事をしていますが確かにプログラマーかアーティストかの両極端でどちらも分かる人はなかなかいないので寂しく思ったりしてます。昔からテクニカルもアートも両方好きで自分的には境界はないのですけどね。これからもよろしくお願いします!

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中